こんにちは、yassanです。
今回は、パナソニック コードレス掃除機MC-SB52K のレビューをしたいと思います。
私事ですが、前に使っていたコードレス掃除機がおじゃんになってしまったので、
新しくこちらのMC-SB52K を購入しました。
色々ネットで調べたり、家電量販店に足を運んで実際に手に取って比較してから購入したわけですが、
MC-SB52K は当初の予想以上に活躍してくれています。
正直、こんなに使い勝手が良いんだったらさっさと乗り換えれば良かったと後悔するレベルです。
いやほんとに技術の進化ってすごいですよね。。
といわけで個人的に大変気に入っているこの MC-SB52K をレビューしていきます。
もちろん実機を使ったうえでのレビューですし、良い点と悪い点・どんな人に向いているかまできちんと紹介します。
MC-SB52K の購入を検討されている方や、満足度の高いコードレス掃除機を探している方の参考になれば幸いです。
MC-SB52K 実機レビュー
MC-SB52K は、一言でいえば「不満点がない総合力のある掃除機」です。
尖った性能・機能があるわけではないですが、不満になりそうなところを潰してあります。
では、それぞれ詳細に見ていきましょう。
吸引性能・清掃しやすさ
吸引性能は、日常生活で利用するにあたっては十二分にあります。
生活していたら自然と発生してしまう埃や髪の毛はもちろん、こぼしてしまったたこ焼き粉もスッキリ吸うことができます。
もちろんフローリングもカーペットも対応しています。(布団掃除用のアタッチメントもついてます...!)
吸引力の秘密は、MC-SB52K のブラシにあります。
MC-SB52K のブラシは左右の2つに分かれていて、その2つのブラシがごみを中央に集めて一気に吸引するという仕組みになっています。
例えるならば、爪楊枝に指をあてると痛いけど、剣山(けんざん:盆栽とかに使う針がいっぱいあるやつ)に指をあてると痛くない!みたいな感じです。
広範囲に吸引するよりも、真ん中に寄せて吸引した方がパワーが出るということですね。
ブラシを2つに分けることのメリットは、髪や紐など長いものが絡まりにくいという特徴があります。
実際、うちに同居している人の髪は長いのですが、まだ一度も絡まったことはありません。
吸引性能にまつわるもう一つの特徴として、ブラシが先端ギリギリに配置されています。
MC-SB52K のブラシは本当にギリギリまでブラシを前にしているので、壁沿いのゴミでも確実に吸い込むことができます。
壁沿いのゴミが取れないと、意外とストレスがたまるポイントですので、先端ギリギリブラシはかなり良いデザインだと思います。
重量
重量は、超軽いです。
MC-SB52K は、1.8kgと表記されています。
と言われても、実際のところ掃除機の重さとか言われてもよくわからないですよね。
コードレス掃除機の重量の相場としては2kg前後みたいです。
なので、MC-SB52K の1.8kgはどちらかと言えば軽いの部類に入ります。
それなのに超軽いと表現したのは、軽さもさることながら持ちやすいからです。
MC-SB52K はヘッドが重いため、自然と下に荷重がかかります。
そして、自然と前進するようにブラシが回転するので、前に前に体を進めてくれます。
持ち手も程よい細さで握りやすく、ヘッドを左右にねじることも滑らかにできます。
と、いろいろと書きしましたが、とにかくMC-SB52K は掃除がしやすいように、負担にならないようにデザインされています。
静音性
静音性は高くはないです。つまり、ほどほどにうるさいです。
MC-SB52K は後述のアイドリングオフ機能があり、パワーを2段階に調整します。
ローパワーの間の音に関しては、全然許容できる音量になっています。
ですが、ハイパワーになると...正直ちょっとうるさいですね。
とはいえ、常識的な時間に稼働させる分には全然問題ないかと思います。
バッテリー
バッテリー持ちは、悪くはないという感じです。
バッテリーはそのスペック通り、稼働は10分~12分で充電時間が3時間程度の認識で間違いないです。
僕の家は1DKなので、正直10分あれば全域掃除することが可能です。
3LDKぐらいあるご家庭だと、1回分のバッテリーでは全域掃除するのは難しいかもしれません。
充電の3時間に関しては、
コードレス掃除機の特性上あまり深く考えなくてよいかと思います。
立てかけたときに充電する癖さえつけておけば、あまり問題になりません。
バッテリーに関しては、ユースケースを選ぶといった感じでしょうか。
メンテナンス
メンテナンスは、非常に簡単です。
ゴミタンク部分にはフィルターが不要で、そのまま捨てるタイプになります。
この手のタイプでよくありがちなのが、タンクを開けたときにゴミが爆発して舞うことなんですよね。
安心してください、MC-SB52K はそんなことにはなりません。ゴミがきれいに輪になっています。
また、ゴミタンクは水洗いすることができます。
タンクの清掃が面倒な方でも、水洗いとなれば洗い流すだけなので、超絶簡単です。
ただ、ゴミタンクが小さくすぐたまってしまうため、メンテナンスは簡単でも頻度が高くなります。
その他機能
その他の機能として、2つ取り上げます。
クリーンセンサーとアイドリングオフ機能
MC-SB52K には、クリーンセンサーとアイドリングオフ機能がついています。
これは何かというと、掃除機がゴミを検知すると吸引パワーを自動で上げるという機能になります。
この手の機能にありがちなのが、ハイパワーになってほしいときにローパワーになり、ローパワーで良いところでハイパワーになってしまったりなんてことがあるんじゃないかと思いますよね。
もしそう思ったら僕と気が合いますね。僕も最初そう思ってました。
しかし実際に使ってみると、センサーの精度が高くて、こちらの思い通りにパワーをコントロールしてくれます。
技術の進化をなめてました。すいませんでした。
ハイパワーとローパワーの切り替え頻度が高すぎるときに、大丈夫なんかなとちょっと不安になることはありますが、
クリーンセンサーとアイドリングオフ機能は決して無駄な機能ではなく、付加価値を生んでいると思います。
壁ピタゴム
壁ピタゴムってなんやねんって感じですよね。
壁ピタゴムっていうのは、MC-SB52K の背面についているゴムのことです。
このゴムのおかげで、壁に安定して立てかけることができるというものです。
そんなんで安定するわけないだろと思った方、僕と気が合いますね。僕も最初そう思いました。
コードレス掃除機と言えば、収納台が付属するパターンと、壁にアタッチメントをくっつけて収納するパターンがあるかと思います。
前者は、最初は見栄えが良いんですが、使っていくうちに収納台自体に埃がたまって不衛生になるという問題があります。(経験済み)
後者の場合は、賃貸などではやはり壁に何かを取り付けるのは抵抗があり、使えるユースケースが少ないという問題があります。
ゴムで立てかけるのが成立するのであれば、これはどちらの問題も解決する良いソリューションですよね。
もったいぶってないで結論をいうと、この壁ピタゴムめちゃくちゃ安定します。
なんか本当に信じられないですが、まじで安定します。
MCSB52K はこんな人におすすめ
というわけで MC-SB52K は 「不満点がない総合力のある掃除機」の詳細を説明してきました。
では、このMC-SB52K が結局どういう人におすすめなのかを紹介します。
1人暮らしの方
やはりなんといっても、1人暮らしの方ですね。
使い勝手の良さ、メンテナンスの簡単さの恩恵を受けつつも、
静音性やバッテリーのデメリットも影響を受けにくいので、かなりマッチしていると思います。
絡まらないブラシの影響もあって、髪の長い女性の方の家でも活躍できると思います。
ほかにも、ペットを飼う予定の方も、毛の掃除を安心してできると思います。
メンテナンスはこまめにしないといけない分、モノを長く大事に使っていく習慣も身に付きそうです。
特に、初めて1人暮らしをする学生さんなんかには、この癖を身に着けておくと後々の人生でとても効いてきます。
(家電だけでなく家や車などなど、生きていく上では何事もメンテナンスは不可欠ですからね...)
逆に、家がある程度広い家族暮らしのご家庭には向かないと思います。
同じく性能の恩恵を受けれますが、バッテリーのデメリットを払拭できません。
掃除が好きじゃない方
先ほどはライフスタイル面でのアプローチでしたが、今度は性格面です。
性格としては、掃除が好きじゃない方におすすめします。
かくいう僕も掃除が嫌いです。
きれいな空間は好きですが、そのために掃除をするのは正直めんどくさいからできればやりたくないです。
(単身の時に一度ルンバを買ってみましたが、当時はなかなかうまく使いこなせず友人に譲りました。)
ですが、MC-SB52K を買ってからは、気が向いたときに掃除をするようになりました。
というのもやっぱり手軽だからですね。
軽いからすぐに掃除を始められるし、手が全然疲れないから億劫にもなりません。
メンテナンスも、加湿器と同じタイミングでやっていると決めているので、ついで作業で成り立っています。
掃除をする習慣を身に着けたいと思っていても、ついすっぽかしてしまう方にこそ
MCSB52K はぜひ使ってみてほしいと思います。
まとめ
というわけで、パナソニック コードレス掃除機 MCSB52K の実機レビューでした。
総括すると、MC-SB52K は「不満点がない総合力のある掃除機」 で、どの面でみても一定以上の性能を担保しつつ、付加価値もつけている有能な掃除機です。
一人暮らしの方や、掃除が嫌いな人に向いている掃除機です。
ちなみに、MC-SB52K には下位モデルの MCSB32K があります。
もし MC-SB32K の価格が高くて手が出ないな... と思う方は、MCSB32K の方を検討してみるとよいかもしれません。
2者の違いは下記のとおりです。
- 絡まない分離ブラシの有無
- クリーンセンサー&アイドリングオフ機能の有無
- 布団掃除用アタッチメントの有無
- 重量(MCSB52K の方が 0.2kg 重い)
です。差額は大体1万円なので、上記の付加価値に1万円の価値を感じなかったら下位モデルにしとくのがおすすめです。
というわけで、ここまで読んでいただきありがとうございました。