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【健康への投資】Fitbit Charge 5 実機レビュー

2023年3月22日

こんにちは、yassanです。
今回は、Fitbit Charge 5 の実機レビューをします。

Fitbit Charge 5 といえば、Fitbitシリーズの中でもミドルエンドに位置するモデルですよね。
「先進的なコンディショニングトラッカー」とまとめられているように、コンパクトながらに多彩な機能でユーザの健康や生活をより向上させてくれることが期待できます。

そんなFitbit Charge 5 ですが、実際のところ使い勝手がどうなのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
特に、これまでスマートウォッチを身に着けていない方(僕もそうでした)には、どうしても身に着けて生活するイメージが持ちにくいと思います。

そこで今回は、Firbit Charge 5 の実機レビューとして、生活でどのような点が改善されたか、どのような方がFitbit Charge 5 を身に着けるのに向いているかを紹介します。

この記事を読むことで、Fitbit Charge 5 をもったらどのように生活が変わるのか、自分のライフスタイルにFitbit Charge 5 がマッチしているのかがわかります。
もちろん、実際に1か月間使ってのレビューとなりますので、情報の信頼性についてはご安心ください。

Fitbit Charge 5 の概要

まず初めに、Fitbit Charge 5 の概要を紹介します。

Fitbit Charge 5 はいわゆるスマートウォッチの一種です。
時刻表示の機能はもちろんのこと、健康や生産性の向上をサポートする機能が多く搭載されています。

Fitbit Charge 5 の主な特徴は下記の4つとなります。

ストレスマネジメント機能
健康指標ダッシュボード
GPS内蔵
Suica対応

ストレスマネジメント機能・・・皮膚電気活動センサーを使って、運動や睡眠が与えるストレス影響を確認できます。
健康指標ダッシュボード・・・血中酸素ウェルネス、心拍変動、推定皮膚温の変動を記録できます。
GPS内蔵・・・スマホを持たなくても屋外のアクティビティのペースや距離をトラッキングできます。
Suica対応・・・鉄道・バスやお買い物の時に決済ができます。

また、Fitbit Premium に加入することで、エナジースコア機能なども利用することができます。
(Fitbit Charge 5 を購入することで6か月のライセンスが含まれています)

Fitbit Charge 5 の細かい仕様は下記の通りとなります。

計測できること歩数
距離
心拍
皮膚温度
血中酸素ウェルネス
消費カロリー
アクティビティ
睡眠
対応OSiOS / Android
耐水50mまで
スマホアプリからの通知
バッテリー持ち7日
ストレス管理ツール
健康指標ダッシュボード
睡眠スコアの記録
GPS内蔵
モバイルSuica
音声操作×
Fitbit Premiumメンバーシップ6か月付帯

Fitbit Charge 5 を身に着けることで改善した点

では次に、Fitbit Charge 5 を身に着けることで改善した点を紹介します。

睡眠スコアで睡眠が改善

1つ目は、睡眠スコアで睡眠が改善されました。

睡眠スコアは、Fitbit Charge 5 を身に着けて就寝することで、就寝中にどれだけ質の良い睡眠ができているかを計測する機能です。
睡眠スコアは、睡眠時間・心拍数・血中酸素・レム/ノンレムから算出され、こんな感じで100点満点で表示してくれます。

この睡眠スコアが見れるようになって、睡眠が改善されました。
その理由は、毎日スコアを見ることで睡眠について興味を持つようになったからです。

もともと、僕の睡眠は、寝つきが良いがロングスリーパーである傾向があります。
(これは睡眠スコアを取る前から、体感値としてわかっていたことではあります)

そんな僕ですが、「ショートスリーパーとまではいわなくても、人並みの睡眠時間に抑えて活動時間を増やしたい」と考えていました。
睡眠の質を改善する方法は当然調べましたが、それが正しいものかを検証する手段が残念ながらありませんでした。

しかし、Fitbit Charge 5 で睡眠スコアを取るようになってから、睡眠の良し悪しが目に見てわかるようになりました。

もちろん、睡眠スコアを見るようになって最初の方は「ふーん、こんなもんか」くらいの感じでした。
それでも、毎日見ていると「なんでこの日はスコアが高い/低いんだろう」と疑問を持つようになりました。

そうして生活しているうちに、段々と睡眠スコアのアベレージをどうやったら高められるか、自分なりに考えるようになりました。
まだ試行錯誤している中ではありますが、わかったことも多々出てきていて非常に充実しています。
今では、睡眠時間に対して良いスコアが出る日も多くなり、確実に睡眠の質が改善されていっています。

自分の睡眠について見つめなおし、より長くアクティブな活動時間を手に入れることが長期的にできるようになります。

活動計測/運動リマインダーで運動が改善

2つ目は、活動計測/運動リマインダーで運動が改善されました。

活動計測は、その名のとおり歩数や消費カロリーやゾーンタイムを計測することができます。
運動リマインダーとは、以下のものとなります。

運動リマインダーは、毎時間のアクティビティ目標を他性させるようにする少なくとも一時間250歩歩くための合図となるリマインダーです。
250歩歩いていない場合でも、リマインダーは毎正時の10分前にお使いのデバイスに表示されます(例えば、午前10時50分)。
表示とともにデバイスを振動させます。

この機能たちがあることで嬉しいことが2つありました。

1つは、消費カロリーを計測できるように見えるようになったことで、改めてカロリーの過不足を見つめなおせたことです。
僕は体重(筋力)増強を目指して、筋トレも頑張っているところです。
そのため、カロリーの計算は非常に重要になります。(簡単に言うと摂取カロリーが消費カロリーを上回らないと太れることができない)
ワークアウトのカロリーを計測することで、より目標に近づけました。

もう一つの嬉しいことは、ストレッチの機会を増やすことができて、仕事の生産性が上がったことです。
僕はデスクワークなので、平日はずっっっと机に向かって椅子に座っています。
ご存じの通り「座る」ことは血流に悪くて寿命を縮めることになってしまいます。

効果的な対策としては、やはり30分~1時間おきに屈伸や背伸びなどの軽いストレッチをすることです。
これは、頭でわかっていても意外と実践することができません。
そこで、Fitbit Charge 5 の運動リマインダー機能があることで、定期的に運動を促されます。

というわけで、活動計測と運動リマインダーで運動が改善されました。

モバイルSuicaで決済が改善

3つ目は、モバイルSuicaで決済が改善されました。

これはもう説明しなくてもお分かりかと思いますが、
Fitbit Charge 5 をモバイルSuicaの端末として取り扱えるので、鉄道やバスでピピッとできます。

僕は関西に住んでいるので、残念ながら定期券として利用できません。
ちなみに、もうすぐスマートICOCAがリリースされますが、記事を書いている2023年3月時点では Fitbit Charge 5 には対応していません。
ハードウェア要件は満たしているはずですが、ソフトウェアがまだ対応できていないと個人的には見ています。

ちょっと話がそれましたね。
また、モバイルSuicaが使えることで、スマホや財布を持ち歩かなくても電車に乗ったり買い物をすることがきます。
これが地味に便利なんです。

というのも、ジムのように荷物を必要最小限にして移動しないといけないときに助かるんです。
Fitbit Charge 5 を身に着けていると、スマホや財布をロッカーに入れたまま、Bluetooth圏内にいる場合は自販機でドリンクを買うことができます。

より身軽に、そして貴重品を失うリスクを下げて、生活を送ることができます。

Fitbit Charge 5 で使わなくなった機能

良いところばっかり書くと若干嘘っぽく感じる方もいるかもしれないので、ここで1つだけ使わなくなった機能を紹介します。

それは、ストレスチェック機能(マインドフルネスを含む)です。

Fitbit Charge 5 のストレスチェック機能は、皮膚電極に触れてストレス計測を行います。
マインドフルネスもできるように設計されており、3分間電極に触れて心に向き合います。

この機能自体は、僕は悪くないと思います。
ストレスの自己評価とバイタル数値の照らし合わせることは非常に興味深いです。
より穏やかな精神で生活を送るには効果的だと思います。

しかしながら、よく考えてみたら僕は日頃にストレスをほとんど感じていないので、そもそも記録しても変化がありません。
僕のように、ストレスを抱えにくいタイプの方は、この機能はあまり意味がないのかなと思います。

Fitbit Charge 5 を買うべき人

では、次にFitbit Charge 5 を買うべき人を紹介します。

スマートウォッチを使ったことがない方

スマートウォッチを使ったことない方におすすめです。

スマートウォッチを使ったことがない方になんでおすすめか、理由は2つあります。

1つは、スマートウォッチとして必要十分な機能がついているからです。
ここまで紹介した通り、Fitbit Charge 5 は必要十分な機能が搭載されています。

スマートウォッチを持つからには、普通の腕時計より便利であることがいいですよね。
Fitbit Charge 5は、通話や音声アシスタントは利用できませんが、健康管理やモバイルSuicaが利用できます。
これは、スマートウォッチだからこそ活かせる機能ですので、初めての方にもその便利さを十分に体感できると思います。

もう1つは、安価で乗り換えやすいからです。
スマートウォッチの代名詞と言えば、Apple Watchですよね。

Apple Watchはオシャレでかっこいいですけど、非常に高価です。
「勢いで買って後悔したらどうしよう...」なんて考えて買うのを踏みとどまっている方も多いのではないでしょうか。
そんな方に、Apple Watch の前段としてFitbit Charge 5 がおすすめです。

Fitbit Charge 5 は大体¥15,000程度で購入することができます。
この価格は、Apple Watch の半額以下となりますので非常に手が出やすいです。

「いやいや、半額って言っても¥15,000は高いよ!」と思った方もいると思います。
ご安心ください、Fitbit Charge 5 はリセールバリューが非常に高いんです。
メルカリで販売すれば中古でも¥12,000程で売ることができますので、実質の出費は¥5,000程度とも言えます。

なので、Fitbit Charge 5 をまず身に着けて生活してみて、自分にとってスマートウォッチとしての必要な機能をブラッシュアップをしてから、
Apple Watch の適切なモデルを選んでステップアップ購入するのが、無駄なくベストだと思います。

(スマートウォッチがライフスタイルにどうしても合わなかった場合も、出費が少なく撤退することができますね)

スポーツをしている方

スポーツをしている方におすすめです。

Fitbit Charge 5 はスポーツの活動を計測できる機能が十分に搭載されています。
また、スマホを持たなくてもある程度のことがFitbit Charge 5 でできるので、プレー中の荷物を減らせます。

具体的な話をすると、僕はテニスをよくしています。
Fitbit Charge 5 を身に着けるようになってから、テニスの活動量を見るようになり、しっかりカロリー消費を確認するようになりました。
また、スマホはテニスバッグに入れたまま、Fitbit Charge 5 で通知を見たり、Bluetooth圏内の場合は自販機で飲み物を買ったりできます。

僕のように、テニスだけじゃなくランニングを良くする人(または、これからしようとしている人)の方がさらにFitbit Charge 5 の能力を引き出せます。

上記のように活動計測とスマホレスなのに加えて、なんと内蔵GPSのおかげで走ったルートをFitbit Charge 5 だけで記録できます。
ということはつまり、Fitbit Charge 5 を身に着ければ完全に手ぶらでランニングができてしまうわけです。

ちなみに、同梱のバンドは蒸れやすいので、さらっとしたこちらのバンドも併せて購入するのもおすすめです。
僕もこちらに交換して使っています。長さも調節しやすくて快適です。

在宅勤務の方

在宅勤務の方にもおすすめです。

在宅勤務の方におすすめな理由は、在宅勤務ならではの悩みを解消してくれるからです。
在宅勤務をしている方の悩みと言えば、やはり睡眠だと思います。

在宅勤務は通勤の概念がないため、朝は始業ギリギリまで寝てしまいがちです。
また、外出することもないので運動する機会もなく、ずっと座ったままで運動不足になってしまいます。
運動不足だと体が全然疲れてなくて眠くならず、夜更かししてしまう。というこの負のループが在宅勤務の悩みではないでしょうか。

そんな悩みを解消するのが、Fitbit Charge 5 の運動リマインダー機能です。

運動リマインダー機能は、定期的に運動しましょう!とFitbit Charge 5 がリマインドしてくれる機能です。
ちなみに、運動は個人的にはラジオ体操か軽い自重トレーニングがおすすめです。
屈伸で体の血流が良くなりますし、自重トレーニングは緊張・緩和の繰り返しなので体に肉体的負荷をかけることができます。

こまめに運動することで、仕事で疲れた頭と同じぐらい体を疲れさせる...のはさすがに無理ですが、
少なくとも体力MAXの状態ではなく少し疲れれることは間違いないと思います。

こうして、より寝つきが良くなって朝は始業よりも早く朝活ができて充実した毎日を過ごせるようになると思います。

と、在宅勤務の方にFitbit Charge 5 をおすすめしましたが、実は運動リマインダー機能は、下位モデルのFirbit Luxeにも搭載されています。
運動リマインダー機能は使ってみたいけど、モバイルSuicaや内臓GPSは使わない方には、Fitbit Luxeの方がおすすめです。

まとめ

というわけで、今回は Fitbit Charge 5 の実機レビューを紹介しました。

Fitbit Charge 5 は、スマートウォッチとして必要十分な機能を搭載した、バイタル管理を得意とするデバイスです。

Fitbit Charge 5 を身に着けることで、3つの生活が改善されました。

  • 睡眠スコアで睡眠が改善
  • 活動計測/運動リマインダーで運動が改善
  • モバイルSuicaで決済が改善

Fitbit Charge 5 を買うべき人は、下記に当てはまる方です。

  • スマートウォッチを使ったことがない方
  • スポーツをしている方
  • 在宅勤務の方

めちゃくちゃ余談となりますが、Fitbit Charge 5 を身に着けたことで、どうやら僕は血中酸素が少ないということがわかりました笑
これからちょっと対策を考えていきたいと思います。

以上となります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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