
水圧の強さは心を洗い流す強さ。シャワーヘッドを制すものは己の精神を制す。
そんな心持ちで、今回はアラミック シルクシャワーシリーズ06強水流 を使ってみた感想を紹介する。
yassan琵琶湖畔で文鳥と暮らす在宅エンジニア yassan です。仕事の生産性や生活の質を高めるアイデアを共有しています。
アラミック シルクシャワー シリーズ06 強水流とは?
まず初めに、公式の情報を元に紹介する。既に調査済みの人は飛ばしてもOK。
アラミック シルクシャワーシリーズ06(以下、長いのでシリーズ06と略称する)は、アラミック社のシルクシャワーシリーズの中でも、強めの浴び心地を体験できるモデル。
- 強くてさっぱりな水流とマットな質感の、こだわりのシャワーヘッド。
ウチの水流、なんか弱い、強い水流でさっぱりしたい!そんな風に感じたらこのシャワーヘッドに取り替えましょう。強水流用に設計された二層散水板で従来のシャワーよりもしっかりした浴び心地が体感できます。たっぷり浴びてさっぱり洗い流す。触り心地もデザインもシックであなたの浴室を彩ります。
特徴は、下記の通り。
節水率50〜70%
交換するだけで使用水量が50〜70%節約。節水を感じさせないしっかりとした浴び心地。節水しながら増圧効果も感じられます。マンションの上階や水圧の低いご家庭でも満足のできる水圧へ。
節水率は50%~70%で、一般的ないわゆる節水シャワーヘッドの中でも少し高い水準。
ストップスイッチ
手元で通水・止水を簡単切り替え。今シリーズから、低水圧でもしっかりとした止水が可能になりました。
手元でコントロールできるので、洗い流す時や掃除の時に便利。
鏡面散水板
表面を鏡のようにツルツルに磨き上げた、見た目にも美しい散水板です。凸凹がなく滑らかな表面の散水板は、汚れが付きにくく、また付いたとしても落ちやすいので、清潔な状態をキープしやすいことも特長のひとつです。
表面は凸凹しておらず、平らでキレイ。
二層散水板
2枚の散水板で作り出す「こだわりの水流」
水の強さや水の流れ(直進性)を2枚の散水板により調整。これまで散水板1枚では実現できなかった新しい水流を作り出しています。
2枚の散水板によって、強いパワーと指向性を実現。
強水流用散水板
従来のシャワーよりも「スッキリ感」に重点を置いて開発。1層目の散水板で、まっすぐ水が流れるように操作。2層目の散水板からは、強力な水流が吐水するように設計。これらによりしっかりと浴びた充実感でさっぱり洗い流すことが可能。さらにシリーズの製品特長である滑らかな浴び心地も再現されています。
強力な水流でスッキリ洗い流すことが可能。
流量調節機能
節水率、水の勢いを自在に調節。用途に合わせた最適な水流を選択できる水流調節機能です。
強力な水流が苦手な家族がいても、強さをコントロールできるので安心。
マットコート
本体コートには、手触りの良いマットコート仕様。極上の肌触りと高級感のある見た目で、特別なバスルームを演出します。
マット仕様で手触りが良く、高級感を演出。
付属品のアダプター4種類
家庭用のほとんどのシャワーに、取り付け可能です。工具不要だからとってもカンタン。
ネジが合わない場合は、付属のアダプター(4種)をセットして取り付けられます。
4種類のアダプターでほぼ全てのシャワーに取り付け可能。
シャワーヘッドを選ぶコツ。そもそも買い替えは必要か?


シャワーヘッドを選ぶコツも紹介しておく。(そもそもシャワーヘッドの買い替えが必要かというのも含めて)
シャワーヘッドを交換する利点は主に、以下の通り。
- 節水率を上げることで水道代のランニングコストを抑える
- 水圧をコントロールすることでバスルームの体験価値を上げる
1. に関しては、言うまでもない。シャワーヘッド購入の動機のほとんどがこれだと思う。
当然、使用する水の量が減るので、水道代のランニングコストは下がることは間違いない。
ただし、シャワーヘッドを購入するイニシャルコストが発生するので、投資額を回収できるのはかなり先になることを忘れてはいけない。
大阪市のような水道代が安い地域での投資額回収は当分先になることは覚悟しておこう。
逆に水道代の高い地域では、投資額回収は比較的早く到達できるので、早めの交換がおすすめ。
2. に関しては、水圧の強弱に悩んでいる人の購入動機がこれだと思う。
シャワーの水圧が弱いと洗い流す時間が多くなるし、気持ち的にもスッキリしない。
立地やマンションの居住階によっては水圧がどうしても弱くなることがある。
そう言った時に、シャワーヘッドを交換することで改善することができる。
ポイントは、1. と 2. をバランスよく達成すること。
節水率が高くても水圧が合っていないと、コストは抑えられるが毎日のシャワーが嫌になる。
水圧が強くても節水率が低いと、シャワーの体験は改善するがコストが大きくなる。
なので、両方に課題を持っている人はとにかく買い換えたほうがいいが、
どちらかだけに課題を持っている人は、少なくとも今のシャワーヘッドで満たされている方の基準はキープしておくことが大事。
(逆に言えば、現在使用しているシャワーヘッドに課題がない場合は、ハズレを購入するリスクをとって乗り換える必要はない。)
じゃあその基準とやらはどう確認したら良いかと言ったら、実はそれは簡単。
今のシャワーヘッドの型番で調べたらわかる。
型がわからなければ、ChatGPTに写真を送るなり管理会社に問い合わせればいい。
俺がアラミック シルクシャワー シリーズ06の購入に至った経緯


今度は俺がシリーズ06の購入に至った経緯を紹介する。
さっきのポイントで言えば、圧倒的な水圧の弱さに課題を持っていた。
節水率について言えば、引っ越してきたばかりで基準となるコストがわからない状態なのでどうでも良かった。
なので、節水率は高いに越したことなくて、とにかく水圧を強力にできるシャワーヘッドを俺は求めていた。
今のシャワーヘッドの型をチェックしたところ、SANEIのPS323-81XA-MW2というモデル。
公式サイトでは、スペックが 水圧:ふつう ということだった。
なるほど。SANEI社のふつう基準でこの水圧の弱さであるならば、かなり強力なシャワーヘッドを選ぶ必要がある。
他の付加価値としては、特に必要なものはない。
介護の予定もないし、抗菌的なものもいらないし、マイクロバブル的なものも不要。
あとはシャワーヘッドの本体価格。
安ければ安いほうがそりゃいいんだけど、昔Amazonで3,000円ぐらいのやつを買って失敗したことがある。
予算的には10,000円以内で、きちんとしたメーカーで保証付きのものが望ましい。
という情報を全部プロンプトしてChatGPTに入れたところ、下記がピックアップされた。
- Arromic(アラミック)/シルクシャワー シリーズ06
- ミラブル(Mirable)シリーズ(ウルトラファインミスト等)
- SANEI(旧:三栄)/PS3051-81XA-C
- KAKUDAI(カクダイ)/低水圧用マッサージストップシャワー
ウルトラファインミストは俺は求めていないし、SANEIは今使っていて水圧の基準が体感より低い。
ということで、アラミックかカクダイの2択。
コスパで言えばカクダイなのは間違いないが、アラミックの1年製品保証が魅力的だった。
また、アラミックのアダプターが豊富にあるのも良くて、今後10年使うことを考えたら汎用的なのが嬉しい。
という経緯を経て、シリーズ06へ辿り着いた。
実際に使ってみた感想


というわけで実際に使ってみた感想を紹介する。
水圧
完璧。最高。体感値で元のパワーから1.5倍に向上した。
シャンプーやトリートメントを流す時間はめちゃくちゃ短縮されたし、洗い流しもスッキリしている。
流量調節機能は試しに使ってみたが、うちの場合はベースの水圧が弱いので、弱にすると正直微妙。
なので、いつもフルパワーにして使っている。
節水率
節水率についても改善されたと思う。
前述の通り、引っ越したばかりで水道代の請求がまたきていないため、実数値で見れたわけではない。
ただ、加湿器へ水を入れるときに気がついた。
いつもバスルームでシャワーから給水してて、その給水にいつもより時間がかかるようになっていた。
ということは、シャワーからの放水量が減っているということだ。
これに関しては劇的にというわけではなく、あくまで少しと言った感じだった。(元々も節水シャワーヘッドだったからかも?)
その他
その他で感じたことは下記の通り。
- シャワーからのお湯の体感温度が変わるということもなく、引き続き温かいお湯が利用できた。
- 水がどこかから漏れ出すということはなく、快適に利用できた。
- 水の出方は散水板の形の通り、真ん中にある程度まとまって出つつ、周辺も細かくカバーしている感じ。
- ヘッドはマットで高級感はあるが、ホースまでは交換していないので、見た目的にはちょっとチグハグな感じになってしまった。
まとめ:強い水圧を求め、長く使いたい人におすすめ


シリーズ06のレビューは以上。
購入前の期待通りの役割をきっちりこなしてくれて、生活の質が改善された大変助かった。
まとめると、シリーズ06はこんな人に向いている。
- 強い水圧を求めている人:しっかりとした水圧で快適に洗い流すことができる!
- 多少イニシャルコストがかかっても良い製品を長く使いたい人:1年製品保証と豊富なアタッチメント!
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。良いバス体験を!


















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