AWS クラウド

AWSに登録したら数日後「AWS Free Tier limit alert」というメールが来た【対処方法のスクショ付き】

2020年4月7日

こんにちは、yassanです。
今回は「AWSに登録したら数日後「AWS Free Tier limit alert」というメールが来た【対処方法のスクショ付き】」を紹介します。

AWSを始めて早数日、このようなメールが来て、てんやわんやしました。
この警告メールについて、調べたことと対処方法を記載するので、同じ現象になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

メールの内容を理解

僕に届いたメールはこちらです。

内容を読むと、
“君のアカウントは無料プランの上限のうち85%を使っている。なんとかしたかったらダッシュボードへアクセスしてください”とのことです。
で、何が85%の使っているかっている内訳が中断の表に書いてあるみたいです。
僕の場合は「2,000 Put, Copy, Post or List Requests of Amazon S3」と書いてあるので、S3のことですね。

ググって対処方法を調べた

とりあえずぐぐりました。
こちらこちらが2が有力だったので、参考にしました。(情報共有ありがとうございます!)

というわけで、AWSにサインインして、支払い状況を確認してから、S3を削除しにいきましょう。
(実際に削除するときのスクショが残っていないので、消しにいったと仮定したスクショです)

まずはAWSのダッシュボードへ(ダッシュボードではなくマネジメントコンソールというらしいです...)

サービス>Billing を見てみましょう
(検索欄に“請求”と入れれば出てきます)

中段に「使用状況別の上位無料利用枠サービス」のところに、さっきメールで来ていた内容が書かれていますね。危ない危ない

では、今度はS3の管理ページに飛びましょう。
サービス>S3 を見てみましょう。

下のスクショではバケットが(0)になっていますが、この警告が出ている時は(1)になっていました。

バケットを空にした後、バケットを削除しましょう。
これにて一見落着です。

結局原因は?

この警告の原因は結局なんだったんだろう、というところですが、セキュリティ設定が影響していました。
というのは、こちらのサイトを参考に設定を進めていたのですが、そこでCloudTrailを使って、アカウントの操作ログ的なものを溜めるように設定していました。
その操作ログを貯めるためにS3を生成しちゃっていた、というわけです。
初期設定とはいえ、ちゃんと内容を理解して進めないとだめですね...反省。

じゃあS3の無料枠がどれくらいなのか?この警告を見逃していた場合どれくらいの支払いが発生するのか?といったところは、こちらの記事で調べてくださっています。
1000 件あたり 0.53円程度らしく、まぁほぼほぼノーダメージですね。
(それでもAWS初心者にとっては、見に覚えのない請求は心臓に悪いですよね...)

まとめ

いかがでしたでしょうか。
僕も朝起きてすぐにこのようなメールが来て冷や汗をかいたものです。
AWSの使い始めはわからないことだらけですが、少しずつ勉強していきましょう!

以上、AWSに登録したら数日後「AWS Free Tier limit alert」というメールが来た でした

AWS学習におすすめの書籍

AWSについて、しっかりと基礎から学びたい、実践的なスキルを身につけたいと考えている方向けに、おすすめの書籍を紹介します。
これらの書籍は、実際にAWSエンジニアとして働く僕が参考にしている書籍です。

AWSエンジニア入門講座――学習ロードマップで体系的に学ぶ

AWSを使いこなすための前提となるITインフラの知識が足りない初学者にとって、どこからどのように学べばよいのかがわかりづらくなっています。そこで本書では、AWS学習サイト運営YouTuberである監修者自身が実サービスの導入で習得しながら体系化した「学習ロードマップ」に沿って、AWSのサービスとIT技術をやさしく解説していきます。

著者が作成した学習ロードマップに沿って、AWSやインフラストラクチャを体系的に学ぶことができます。
付属のロードマップの完成度が高く、学習に迷ったときや復習にも使えます。
これからAWSエンジニアを目指す方や、インフラストラクチャを基礎から学びたい方におすすめです。

Amazon Web Services 業務システム設計・移行ガイド

オンプレミス上に構築された業務システムをAWS上に移行するための「サービスの選定」「ネットワーク設計・構築」「サーバとデータの移し方」「運用・監視体制の構築」など。これまで多くの企業にAWSを導入し、コンサルティングフェーズから実際の設計・開発、運用フェーズまでの全行程に携わってきた著者陣のノウハウを凝縮して、一般的な企業にAWSを導入する際のベストプラクティスをお届けします。

実務を想定した様々なユースケースとそれに対するベストプラクティスを、設計構築から運用まで幅広くカバーして紹介しています。
タイトルからは移行に焦点を当てたように見えますが、僕としては移行に限らずエンタープライズとしてAWSを利用する上で知っておくべきことが記されていると思います。
より実践的な知識やノウハウを身に着けたい方、初学者から一皮むけたい方におすすめです。

-AWS, クラウド
-, ,