AIがあるこの令和に、エンジニアが本を読む意味はあるのか。
たとえば今なら、
- ChatGPT
- NotebookLM
- 技術ブログ
- YouTube
こういうものを使えば、知識はいくらでも手に入る。
極端な話、技術書を NotebookLM に読ませて要約させればよくないか?
と思う人もいるはず。
正直、その気持ちはめっちゃ分かる。
論理だけで考えるなら、それは全然間違っていない。正しい。
ただ、それでも俺はITエンジニアは本を読むべきだと思っている。
今日はその理由を書く。
※ちなみに、ここで言う本とはは 技術書のこと。ビジネス書の話ではない。
yassan琵琶湖畔で文鳥と暮らす在宅エンジニア yassan です。仕事の生産性や生活の質を高めるアイデアを共有しています。
エンジニアが本を読むべき理由


結論から言うと理由は3つある。
- 知識が体系化される
- 能動的に学習できる
- 知識が再利用できるようになる
順番に書いていく。
理由① 知識が体系化される


まず一番大きいのがこれ。
本は知識が体系化されている。
Webの記事や動画はどうしても断片的になる。
例えば、
- 特定のエラーの解決方法
- 特定のツールの使い方
- 特定の機能の解説
みたいな情報は簡単に手に入る。
ただ、それらは点の知識。
本は違う。
- 背景
- 設計思想
- 全体構造
こういうものが一本の大きな流れとして整理されている。
だから理解が深くなる。
理由② 知識が再利用できるようになる


目の前の問題を解決するだけなら、AIに聞けばたいてい何とかなる。
最近は特にそう。
むしろAIのおかげで、実力以上のことも普通にできてしまう。
ただ、それで終わると
次に同じ問題が出たときまた調べることになる。
つまり、
- 問題を解決した
ではなく - 問題を回避しただけ
になりがち。
知識が体系化されると何が起きるか。
それは、応用が効くようになる。
例えば、
- 別の言語
- 別のフレームワーク
- 別のアーキテクチャ
でも理解が早くなる。
これがエンジニアとしての地力になる。
理由③ 本を読むのは能動的な学習だから


もう一つ重要なのがこれ。
本を読むのは能動的な行為。
動画はどうしても
- 流し見
- ながら視聴
になりやすい。でも本は違う。
読むという行為そのものが、かなり集中力を使う。
さらに、
- ハイライト
- メモ
- 気になった部分を調べる
こういう行動が自然に起きる。
この「考えながら読む」という体験が知識の定着につながる。
技術書ならオライリーが無難


「お前の言い分はわかったが、じゃあどの技術書を読めってことだい?」
技術書はハッキリ言って、玉石混交。
当たり外れがかなり大きい。
だから自分のおすすめは オライリー。
技術書の中ではかなり信頼できる。
理由はシンプルで、
- 編集がしっかりしている
- 内容が深い
- 技術的に信頼できる
から。
もちろん他にも良い本はある。
ただ、ハズレを引くリスクを考えると オライリーを選んでおけば間違いない。 失敗する確率がグッと下がる。
…と、自分もKindleで本を出しておきながら言うのもなんだけど。
オライリーは難しい(だからこそ読む価値がある)


とはいえ、オライリーは普通に難しい。
- 分厚い
- 内容が重い
- 鈍器レベルのボリューム
誰でも一度は挫折すると思う。
自分も普通に挫折している。
さらに言うと、ある程度の前提知識がないと読むのもきつい。
それでも、人よっては難しい本に食らいつく時期も必要だと思う。
実務を読んでいると、「なんとなく分かっているけど言語化できない」みたいな知識が結構ある。
技術書を読むと、そういう知識がきれいに整理される。
ああ、なるほど。確かにそう言う構造になっているわ!とかになる。スッキリ。
エンジニアは実務で技術を覚えることが多い


ところで、エンジニアが新しい技術に触れるタイミングは、だいたいいきなり実務だったりする。
実務には当然、期限がある。
その中で
- 深く
- 広く
- 体系的に
技術を理解するのはほぼ無理。
だから現実には、「とりあえず動く」ところまで知識を詰め込んで仕事を終える。
それでも問題はない。てかそれできるの普通に凄い。
ただ、次にもっと良い仕事をするには
- もっと簡単に実装する
- より良い設計をする
- 技術の幅を広げる
ためには、体系的な理解が必要になる。
技術書を読むならKindle Paperwhiteがおすすめ


エンジニアにおすすめの読書環境は Kindle Paperwhite。
理由は単純で、目が楽だから。
エンジニアは普段から
- IDE
- ブラウザ
- Slack
など、ディスプレイを見続けている。
その状態でさらに
- 動画
- Web記事
- AI
を見続けると、普通に目が疲れる。
Kindleは完全に目が休まるわけではないけど、
PCディスプレイよりはかなり楽。
ちなみに、体験としては紙の本が一番いいと思う。
- ページをめくる感覚
- 書き込み
- バックライトなし
このあたりはやっぱり強い。ただ、オライリーの本で言えば
- 重い
- 分厚い
- 持ち運びにくい
ので、自分はKindle派。


まとめ


AI時代でも、
ITエンジニアは本を読むべきだと思っている。
理由はシンプル。
- 知識が体系化される
- 能動的に学習できる
- 知識が再利用できる
から。
この話はベテランエンジニアには
釈迦に説法かもしれない。
ただ、
- これからエンジニアになる人
- ジュニアエンジニア
には、結構大事な話だと思う。
もし技術書を読む習慣がまだないなら、
まずは一冊読んでみるのがおすすめ。













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