
先日ハワイへ新婚旅行に行ってきて、その時に偶然にも野生の文鳥を観察することができた。
文鳥がインドネシア原産なのは知っていたのだが、まさかハワイに生息していたとはつゆ知らず、かなりびっくりした。
今回はそんな野生の文鳥を観察した話をする。
文鳥の群れを激写

お分かりいただけただろうか…!
大量の文鳥が草をかじっている。非常に可愛い。
色は頭部と尾が黒、耳とお尻が白、羽はグレー、くちばしは赤で統一されていた。
いわゆる並文鳥(雑種)であり、いかにも野生らしい感じだ。
毛並みは綺麗だが、汚れが目立つ個体が多い印象。
ペットのように綺麗な水で水浴びができないからだろうか。
強風をもろともせず木に飛んでいけるので、野生はやっぱりタフ。
羽音も遠かったからなのかよく聞こえなかった。バタバタせず静かなのかも。
必ず群れで行動するのかと思いきや、翌日に見つけた文鳥は単独で行動していた。
当たり前だけど手乗りなわけがなく、人間とは常に一定の距離をキープしている。
ただ、ハワイの野鳥は日本ほど警戒心が高くはないので、肉眼で観察できるところまでは近寄れる。
総じて、ペットよりもタフでワイルド。
モタモタしたりウトウトしてる様子もなく、キビキビと活動している様子が確認できた。
目撃場所はワイキキから歩いていける普通の公園

目撃した場所は何も特別なところではない。
山登りしたわけでもないし、諸島を渡ったわけでもない。
なんと、ワイキキビーチ周辺の普通の公園、アイナハウ・トライアングル / フォート・デルッシー・ビーチ・パーク。
あの日立の木がある公園だ。
そもそもワイキキは、ハワイ国際空港のあるオアフ島にあるリゾート地だ。
日本で表現するのはちょっと難しいが、国際空港から車で30分くらいにある有名な観光地という意味では、北海道/札幌みたいなかんじだろうか。
(新千歳に着いたら他に小樽や旭川に行く予定があったとしても少なくとも札幌は観光するよね・・・という意味合い)
つまり、ハワイに観光に来た人のおよそほとんどが立ち寄るエリアと言っても過言ではない。
こんなに気軽に野生の文鳥に会えるのは、かなり魅力的。
ちなみに、市街地には文鳥がいない。
市街地には、雑食のハトやスズメが大量にいる。
ハワイ生息の野生の文鳥の歴史

調べてみれば、ハワイ生息の野生の文鳥も、結局は人によって運ばれたのが定着しただけらしい。
と言ってもそれが1960年ごろの話なので、60年も経てば野生と見なされてもおかしくはない。
調べてみたけどそれ以上の情報はなかった。案外あっさりしている。
日本で野生化しないのは、天敵の多さと気候(特に冬)で生き残れないんだろうと思う。
まとめ

というわけで、ハワイで野生の文鳥を観察した話だった。
文鳥好きな方はぜひ一度足を運んでみてほしい。
コメント