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【男性向け】結婚式費用を安く抑える具体的な6つの方法【再現性あり】

2025年6月14日

今回は、結婚式費用を安く抑える具体的な6つの方法について紹介する。

俺自身は結婚式肯定派ではあるが、世の中には内心望まない男性も多いことだと思う。
その最たる理由が、お金だろう。結婚式はとんでもない金額がポンポン飛んでいくことは、やったことがない人でも想像がつく。
それでも彼女の笑顔のためならと腹を括る男気は素晴らしいが、やはり出費は少ないに越したことはない。

そこで、そんな男性諸君に向けて、結婚式費用を抑える6つの方法を伝授する。
どれも俺が実施済みの手法だし、再現性もあるので安心してほしい。

文鳥と暮らす在宅エンジニア yassan です。仕事の生産性や生活の質を高めるアイデアを共有しています。

前置き

前提条件

再現性はあると言ったものの、1つだけ前提条件がある。それは、新郎の意見が反映されることだ。
新郎の意見が全く反映されないのであれば、ここで紹介したことは全く意味をなさない。

もちろん、お互いの中で譲れないロケーションや演出などはあると思うし、そういう優先度の高いものはコストを意識しなくてもいいと思う。
ただ、トータルで抑えれるところは抑えた方がいいと俺は思うので、要所でこの方法を活用してもらえたらと思う。

この手法を全部実践してなるべく安い結婚式にすることがゴールではない。
ゴールはお互いの優先度の高い要望を満たすこと。その上で、帳尻合わせの方法として捉えてほしい。

式はやった方がいい

さっきも書いたけど俺自身は結婚式は肯定派だ。やった方がいいと思う。
というのも、楽しかった思い出は一生擦り続けることができるから。

「俺が結婚式した時は〜」なんて話を老人ホームに入ってもできる。
その話が他人に好かれるかはわからないが、少なくとも話している俺は気持ちいい。

月並みな表現だけど、楽しかった思い出はプライスレス。いくらお金を積んでも後から手に入れることはできない。
今しかできない体験や思い出への投資は高くてもやるべき。(借金まではしなくて良いとは思うので無理のない範囲で)

具体的な方法

では、具体的な方法を紹介する。

ブライダルフェアで即決する

ブライダルフェアで即決することで安くなる。

知らない人のために補足しておくと、ブライダルフェアとは結婚式の内見のようなもの。
会場や設備を見学したり、提供予定の料理を試食したりして、その式場での結婚式のイメージをわかせるものだ。
ブライダルフェアでプランナーと会話して、最終的に簡易な見積もりをいただいて、契約するかしないかのところまで1日で持っていく。

ブライダルフェアは平均して3~4箇所ぐらいを回って、その中から気に入ったところに決める。というのが一般的な流れだ。
また、後悔しない一般的なテクニックとして、一番目当てのところは最後に行くことがゼクシィに書いてあった。

だが、この方法で決めてしまうと高くなる。
というのも、式場も新婚夫婦の取り合いで、少しでも早く顧客を取りたい。そのため、見積もり提示の時に割引をガンガン提示してくれる。
その中で最もパンチのある割引が、当日契約割引。つまりその場で即決して契約した時に発揮する割引だ。

この割引は活用するほかない。どうせ見積もりを持ち帰って考えてもどの式場も甲乙つけ難いので、ピンと来たところにさっさと決めた方がいい。

さらに言えば、一番目当てを最後に行くのもやめた方がいい。一番目当ては最初に行くべき。
最初に行ってイメージ通りの式ができそうであれば、即決。そうでなければ、その式場はやめる。この方が後腐れなくさっさと決めることができる。

俺の時で言えば、日程調整した結果一番目当てのところに偶然最初に行き、そこが非常に良かったのでもうその場で契約した。
その結果 数十万レベルで安くなった。

開催日をできるだけ早くする

開催日をできるだけ早くする。
これはシンプルな話なんだけど、式は開催が直近になればなるほど安くなる傾向にある。

式場の立場で考えてみてほしい。
式場は存在するだけでコストが発生しているんだから、可能な限り毎日使ってもらってお金を稼ぎたい。
であれば、式場都合で空いている日を契約してくれるのであれば、多少安くしてでも使ってもらいたい。

このような背景があるので、直近になればなるほど安い。
デメリットとして、当然ながら日程がかなり限定されてしまうことになる。
どうしても来てほしいゲストがいるのであれば、事前に絶対NGな日はその人たちに聞いておくことを推奨。

俺の時で言えば、2月末にその年の5月開催で決めた。その結果、数十万レベルで安くなった。

ケーキ入刀ではなく植樹式にする

ケーキ入刀ではなく植樹式にする。

植樹式ってなんやねんって感じだと思う。俺もやる前まで知らなかった。
植樹式は読んで字の如く、木を植える儀式のこと。
結婚式と関係なくね?と思うかもしれないが、最近の傾向としてはそうでもないらしい。

結婚式でやるとしたら、二人で木に水をあげて拍手する感じになる。
結婚式での植樹式の意味合いとしては、以下の通り。

  • 一緒に水をあげることで共同作業となる
  • 両家の家の水をそれぞれ混ぜて木を育てる

こんな感じで縁起がいいとかなんとか。
で、これってケーキ入刀の意味合いと近くて、代わりになるらしい。

意味合いも素晴らしいけど、植樹式が素晴らしいのは価格だ。
植物と土と鉢(お望みならスコップとバケツ)を持ち込んだらそれで終わり。ケーキ入刀の金額とは桁が違う。

俺の時で言えば、数万円レベルで安くなった。
ちなみに両家の家ではなく、俺のゆかりのある地として琵琶湖の水(という設定の水道水)でやった。

無理にコンテンツを入れない

無理にコンテンツを入れない。

結婚式といえば余興。余興といえば結婚式、というぐらい、結婚式はコンテンツに溢れている。
人の式に出ている時はそこまで意識してないと思うけど、自分の式となるとやはり空いているスケジュールは気になると思う。
そんな時、何かやらないといけないかな(やった方がいいのかな)と思ってしまうだろう。

だけど、そんなことはない。断じてない。
やりたいことはやってもいいと思うが、無理に何かをやる必要は全くない。

俺の時で言えば、
ネットで調べてみると、トイレットペーパーの早まきだの巨大クラッカーだの出てくるが、俺としては全く心惹かれない。
結局どうしたかと言えば、やりたかったコンテンツが一通り終えると普通に歓談の時間とした。
結果的にはこれは正解だったと思う。この時間ぐらいでしかゆっくりゲストと喋ることができなかった。

だからこそ、無理にコンテンツは入れなくてもいいと思う。

新郎新婦席をソファではなくテーブルにする

新郎新婦席をソファではなくテーブルにする。

これもやるまで知らなかったんだけど、ソファ席の方がテーブル席より高額になる。
なぜ高くなるかというと、装花が多くなるのとデザインの難易度が上がるから。

ソファの場合はテーブルと違って、ソファを挟み込むように左右に装花を配置することになる。
テーブルではシンプルに実現できていたことが、ソファだと数も増えて少し難しくなる。

ぶっちゃけるとこの理由で料金が高くなることに俺は納得がいっていないが、提示された選択肢から選ぶしかない。

なんとなくソファの方が和やかな印象があり人気だと思うが(だから高いんだとも思うが)、テーブルでも問題ない。
むしろテーブルの方が飲食物が手元にあるので何かと都合が良い。
もし迷ったらテーブルにすることをお勧めする。これで数万レベルで安くなる。

即決を迫られたら一番安い選択肢を選ぶ

即決を迫られたら一番安い選択肢を選ぶ。

基本的に猶予を持ってよく検討してプランニングを進めることができるんだけど、たまに「これに関しては今この場で決めてくれ」みたいなことがある。
打ち合わせの場で決めないといけないのであれば、普通は事前に伝えておくが、色んな会社が関わるとこういうこともある。
俺の時で言えば、先述のソファorテーブルとゲストテーブルの装花だった。

ソファorテーブルの話は置いといて、ゲストテーブルの装花はプランを3つ提示された。
いわゆる松竹梅の形式で、聞く限りは真ん中に誘導するような意図を感じた。
(余談だけど人には松竹梅を提示された時、真ん中を選ぶ心理バイアスがある。式に関わらず余計な支出を減らすテクなので覚えておくと良いと思う。)

こういう松竹梅形式のセールスの時は、一番安いのを選んでOKだ。
理由は、グレードアップについては後で対応してくれる可能性が高いから。

売る側の立場になって考えてみてほしいんだけど、少しでも売り上げを上げたいと当然思うだろう。
その場で決めてくれと言ったものの、売り上げが上がるような変更であれば、多少融通を利かせてでも変更を受け入れるはず。
(この理屈で言えば、グレードダウンの変更は何かと理由をつけて却下される可能性が高いので注意)

もちろん絶対できるという保証はないけど、俺のこれまでの経験からしても可能なケースが多い。
物理的に不可能(用意できない・搬入できない)とか、契約や納期の都合で不可能なケースさえ引かなければ融通は聞くと思う。
もし変更したい場合は、あまり間延びさせても心象が良くないので、当日中や遅くとも翌日までには連絡するようにしよう。

まとめ

というわけで、結婚式費用を安く抑える具体的な6つの方法について紹介した。

結婚式は楽しくて晴れやかであることに越したことはないが、現実的に考えたら抑えるところは抑えるべきだ。
今回紹介した方法を活用して、うまいこと帳尻合わせをしてみてほしい。

最後にマインドの話をしておくと、結婚式はその金額の大きさから金銭感覚がバグりがちだ。
俺は何か金額が提示されるたびに、自分の月給の金額と照合して「これは俺の労働1ヶ月分か」とバグらないように気をつけていた。
自分の労働時間との対価で考えると、バグりにくくなるような気がするので、これも頭に入れておいてほしい。

それでは、良い結婚式を。

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