リトルカブのボアアップ、やっぱりやめた

引っ越しに伴ってまたリトルカブに乗る生活が始まった。
2輪免許持ちの俺は原付では少し不便になることも多く、ボアアップを検討した結果やめておいた。そんな話。

yassan

琵琶湖畔で文鳥と暮らす在宅エンジニア yassan です。仕事の生産性や生活の質を高めるアイデアを共有しています。

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リトルカブのボアアップを検討していた

タイトルで結論をネタバレしているが、順を追って説明するとリトルカブのボアアップを検討していた。

ボアアップというのは一言で言えば排気量を上げる改造のこと。
改造というと悪いことをしているように聞こえるかもしれないが、ボアアップはきちんと届出をすれば合法だ。

排気量を上げて何が嬉しいのヨというところだが、例えば50ccから85ccに上げたとする。
すると、区分が原付から原付2種になる。(赤いナンバーの原付を見かけたことがあると思うが、あれのこと)
もちろん性能面でも向上することは嬉しいんだけど、正直に言えばそれ以上に区分が原付2種になることの方が嬉しい。

原付2種になることで、原付の法定速度制限の適用がなくなったり、2段階右折の制限もなくなる。
公道をより快適に制約なく走るには原付より原付2種の方が勝る。

「じゃあ皆ボアアップして原付2種にしちゃえばいいじゃない!」と思うかもしれないが、
メリットもあれば当然にデメリットもある。

まず、原付2種になることで運転できる人口が減る。
原付は4輪免許を持っていれば運転ができるが、原付2種には二輪免許を取得しなくてはならない。
俺みたいに既に取得済みの人はいいが、持ってない人はまた教習所に通う必要がある。

あとは、原付に負荷がかかり消耗すること。
当たり前だけど、原付は50ccを前提に設計された乗り物だ。
50ccにチューニングされた車体を85ccにあげると、当然他の部分に負荷がかかる。
結果、燃費が悪くなったり原付の寿命が縮んだりしてしまう。

と、まぁボアアップに関して言えることはこんな感じ。

俺のライフスタイル的には、正直なところ原付2種で生活をしたいと考えていたから、リトルカブのボアアップを検討していた。
日常の足にも使うし、中距離程度のツーリングも予定している。
2輪免許は既に持っているし、燃費も良いに越したことはないがぶっちゃけそこまで気にしていない。

合理的に考えたらボアアップするしかないのはその通りなんだけど、結局やらなかった。

ボアアップをやめた理由

ボアアップをやめたのは、やはりリトルカブの良さを残したいと思ったからだ。
リトルカブの良さは50ccにあると俺は考えた。

さっきも言った通り、ボアアップをすると車体に負荷がかかり寿命が縮む。
カブなんだから多少無茶しても壊れないのはもちろんそうなんだけど、なんというか勿体無い気持ちの方が勝った。

ご存知の通り、今年から排ガス規制によって50ccの原付を各メーカーが生産を終了した。
よって、この先50ccの原付は世の中から少しずつ減っていくんだと思う。
そう考えたら、現行で残っている50cc原付は大切に残しておくべきなんじゃないかなと思った。

特に、リトルカブはすでに生産が終了していて、ただでさえ数は減っている。
余計なお世話かもしれないが、後世にもリトルカブを残したいと思った。
自分がリトルカブに乗ってからバイクに興味を持ったので、そういった体験を後世にもしてもらいたい。

もちろん未来永劫というのは無理なんだけど、少しでも長くリトルカブが元気に走っていて欲しい。

これからのリトルカブ、これからの原付

というわけでボアアップはやめた。で、代わりに原付2種を新たに調達しようと考えている。
納車するまでには当然時間がかかるので、リトルカブはそれまでの足としてバリバリ動いてもらう。

リトルカブのその後は、なんだかんだで父親が乗るらしいので、また実家へ返しにひとっ走りする予定。

しかしまぁ、次に何を買おうか色々と見出したら時間が溶ける溶ける・・・

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