こんにちは、yassanです。
今回は、キャプテンスタッグのコーヒーミル UW-3501のレビューをします。
今年も本格的なアウトドアシーズンとなりましたね。
昨今のキャンプブームからして、テント設営や焚火・料理など基本的なことは経験ある方も多いと思います。
一方で、キャンプに慣れてはきたもののマンネリ化してきたかもという方もいるのではないしょうか。
そんな方に、ぜひこだわってもらいたいのがコーヒーです。
自分の手で淹れ、外の自然に囲まれて飲むコーヒーは格別に感じます。
また、コーヒーは奥が深く、キャンプが好きな探求心が強い人も十分に楽しめると思います。
その入り口として、コーヒーミルがあります(コーヒーミルは豆から粉に挽くための機器のことです)。
コーヒーミルにも色々ありますが、今回はキャプテンスタッグのコーヒーミルについてレビューします。
こちらのミルは実際に僕が何度か使ってみたうえでのレビューとなります。
また、本記事では、都度”キャプテンスタッグのコーヒーミル”と呼ぶのは長いなので、単にUW-3501と呼ぶことにします。
概要
キャプテンスタッグ公式による紹介は下記の通りです。
1mmでも小さく、1gでも軽いものを
Amazonより引用
重さわずか219gの手動で楽しむコーヒーミル。アウトドアでも邪魔にならないサイズ感です。セラミック刃で金属臭がせず、コーヒー豆の本来の香りを楽しめます。豆容量は17g。こだわりの粗さ調節でお好みのコーヒー豆を挽いてみてください。持ち手から細部まで力が逃げないようこだわり抜いた日本製のコーヒーミル。ぜひお楽しみください。
アウトドア用品を主力とするキャプテンスタッグのコーヒーミルですので、
UW-3501も、アウトドアと相性が良い機能でまとめたコーヒーミルとなっています。
材質は変わりますが、ステンレスの他にもカラー展開もしており
2022年5月現在では、グリーン・ベージュ・レッドを展開しています。
どれもマットなカラーリングで、こちらもアウトドアと相性が良いですね。
UW-3501実機レビュー
使い勝手
使い方
使い方は一般的なコーヒーミルと同じで、粒度を設定して豆を入れて挽くだけです。
UW-3501の場合は、下部を開けた底面に粒度の調整ねじがあります。
こちらで粒度を設定して、豆を入れます。
あとは、蓋をして挽きます。
挽いた粉は下部にたまるようになっています。
電動ではないため、余剰な機能などはなくシンプルな使い勝手となっています。
挽きやすさ
UW-3501はとても挽きやすいです。
本体部分にゴム部分があり、握りやすく非常に安定します。
回転するバーも、変な引っ掛かりはなく力がスムーズに伝わります。
空回りもないため、挽いている感覚が手に伝わってきます。
逆に、挽き終わったときは、明らかに空回りするので終わり時もわかります。
1回あたりの容量
UW-3501の1回あたりの豆の容量は17gとなっています。
(粒度にもよりますが)コーヒー一杯あたり豆は15gが目安ですので、17gは1杯分と言えます。
1杯分ずつ挽かないといけないのはデメリットのように思えますが、
実際は1回あたりの計量の必要がなく、非常に使い勝手が良く感じます。
洗いやすさ
UW-3501はとても洗いやすいです。
というのもUW-3501の構造はとても単純で、分解と組み立てが簡単にすることができます。
コーヒーミルを毎回洗うことはないかもしれませんが、やはり食品の取り扱いだけあるため定期的な洗浄は必要です。
結合部分の精度
UW-3501は結合部分の精度が非常に高いです。
結合部分というのは、下部と上部の蓋のことです。
これらの部分は、本体とツライチでできており、とても巧妙にできています。
蓋がはまらないストレスがないため、地味にうれしいです。
Amazonのレビューを見ると、UW-3501は類似商品の中でも抜群の精度らしいです。
その他
金属臭に関してですが、公式の紹介通り全くの無臭です。
あまり気にとめてなかったのですが、こちらも地味にうれしいポイントです。
良いことばかり書くと嘘っぽく見えるので、一つだけデメリットをあげておくと、
豆を挽いている最中はコーヒーの香りを楽しむことができない点です。
蓋をして挽く構造の都合上、どうしてもこれは避けられないと思います。
もちろん、下部を開けたときはコーヒーの香りが広がります。
機能性
粒度の細かさについてもう少し深堀すると、
UW-3501はかなり細かい粒度に設定することができます。
粒度を最大限に細かくして挽くと、こんな感じになります。
エスプレッソ用に利用できる細かさになりました。
(少し大きく見える粒は固まっているだけなのでつつけば崩れます)
標準より少し粗めにして挽くと、こんな感じになります。
ハンドドリップ用に利用できる細かさになりました。
(僕はいつもハンドドリップですので、こちらの粒度で挽いてます)
また、写真を見てもわかる通り、粉の粒度は均一となっています。
粒度が均一でないと、雑味の原因となりますので、均一になるかどうかは非常に重要なポイントです。
携帯性
UW-3501は持ち運びしやすいです。
(アウトドアメーカーのキャプテンスタッグの製品なので、当たり前と言えば当たり前かもしれませんが...)
重量は200g超で、とても軽いです。
iPhone13 Proと大体同じ重量と言えば伝わりやすいでしょうか。
回転バーは取り外せますので、スリムな状態で収納することが可能です。
これは持ち運びの利便性だけでなく、家に置いている間もスペースを圧迫しないサイズ感になります。
UW-3501を買うべき人
アウトドアでコーヒーを淹れる人
やはりなんといっても、アウトドアでコーヒーを淹れる人に圧倒的におすすめです。
製品自体の精度・機能の良さに加えて、携帯性が優れた点から言えます。
外観もアウトドア製品との相性がよさそうですね。
設営作業が終わってひと段落したとき、朝日に充てられて早朝に目が覚めたとき、
自分の手でじっくりと淹れる一杯は格別だと思います。
僕もアウトドアで使ってみたのですが、
地味に良かったなと思う点は、軽量が不要だったところです。
そのとき出先で豆を購入したのですが、計量スプーンを持って行っていなかったので計量することができませんでした。
ですが、1回17gというのが絶妙に丁度良く、過不足なくコーヒーを淹れることができました。
より携帯性を求めた持ち運びセットとしては、下記とも相性が良いと思います。
初めてコーヒーミルに挑戦する人
初めてコーヒーミルに挑戦する人にもおすすめです。
初めての挑戦するときは、わからないことがたくさんあると思います。
UW-3501は使い方・構造が簡単なので、初心者の方は様々なことを理解しながらコーヒーミルを楽しむことができると思います。
かくいう僕もこのUW-3501で初めてコーヒーミルをしました。
元々コーヒーが好きだったので、いつか自分で挽きたいと思いながらもなかなか手が出せずにいました。
とにかくやってみようの思いで、類似商品と比較したうえでUW-3501を購入しました。
粒度の調整には何度か試行錯誤ありましたが、どうやったら美味しくなるかを考えたり調べたりするのは楽しかったです。
これだけはまることができたのも、やはりクオリティの高いUW-3501だからだと思います。
品質の良いものだからこそ、それに見合うように少しずつ上達を目指して楽しみながら頑張れました。
(粉が均一にならなかったり蓋がいちいちはまらなかったら、途中でやめていたかもしれないです笑)
初めてコーヒーミル・ハンドドリップに挑戦する人には、下記もセットでおすすめです。
僕も使っているハンドドリップセットです。
まとめ
というわけで、キャプテンスタッグのコーヒーミル UW-3501のレビューでした。
UW-3501の特徴は下記の通りです。
- 品質が非常に高く、コーヒーミルとして十分に機能する
- 携帯性に優れている
- 粒度を設定できるため、様々な淹れ方に対応できる
UW-3501を買うべき人は下記の通りです。
- アウトドアでコーヒーを淹れる人
- 初めてコーヒーミルに挑戦する人
以上です。ここまで読んでいただき、ありがとうございました!