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転職しました。

2024年6月7日

こんにちは、yassanです。
今回は、転職の報告となります。

今回の転職活動は苦しい場面が非常に多くて、でもその分勉強になる機会も本当に多かったです。
あんまりいないと思うけど、僕と似たような境遇の方や、転職活動がうまくいっていない方の助力になれば幸いです。

転職にゴールなんてない

前置きにはなりますが、今の会社は

・プライム上場
・平均以上の給与
・フルリモート
・フレックス
・残業30時間以内
・充実の福利厚生
・服装自由、副業OK

と、もはや最強の布陣とも言える条件の環境でした。
僕もこれ以上の条件はないと今でも思いますし、転職した当初は感動していたことをよく覚えています。

「完璧な条件で、仕事しながらスキルアップもできるし、もうこれ以上転職することは一生ないな...」と思っていたのですが、
1年半経ってみるとあら不思議、転職活動を始めていました。

エンジニアは常に背水の陣

ここまで充実した環境でありながら転職に踏み切った理由は、ずばりエンジニアスキルが伸びなかったからです。
この1年半でのエンジニアとしての成長率は、ぶっちゃけると前職より大きく劣ると思います。

社内のことをブログに書くわけにはいかないので詳細は省きますが、結果的に「AWS経験3年以上」の割には中身の薄いエンジニアになってしまいました。
ITエンジニアとしてこれは致命的ですね。

僕は今年で30歳になります。幸いにも健康上何事もなかったとしても、最低でもあと30年生業としなくてはなりません。
このまま中身のないエンジニアとして続けてしまうことは、結果的に会社に強く依存することになってしまいます。

会社に依存するぐらいならまだマシで、生成AIのさらなる進化により仕事がなくなって、実質的解雇になったらもうお手上げです。
特に僕の専門領域であるインフラは、「開発者がインフラを意識しなくても良くなるように」の流れが顕著です。
油断していたら仕事がなくなってしまう(あるいは仕事をする人数がぐっと絞られる)線は十分に考えられますね。

どれだけ環境が良くても、スキルが伸びないのは僕にとって耐えられませんでした。

人は成長することで喜びを感じられる

先ほどのはエンジニアの生存戦略的な理由だったのですが、別の感情的な理由もあります。
それはシンプルに、仕事が楽しくないからです。

人間は成長できることが楽しいと思えるはずで、ポケモンもドラクエも成長していく過程を楽しむ側面があるゲームですよね。
昨日できなかったことが今日できるようになった。それを続けていたら成果が出来上がっていた。
そう思える日々は、辛いこともあるけど振り返ってみればきっと楽しいはずです。

仕事を通じて成長が感じられず、定型作業・運用代行・ドキュメント作成ばかりでは、正直楽しくないですね。
テクニカルな問題解決やクラウドライクな設計をする機会が少なかったのは本当に残念です。

なぜ「若手を育てる」のは今、こんなに難しいのか 〝ゆるい職場〟時代の人材育成の科学 という書籍にある通り、
どれだけ職場環境が良くても、キャリア安全性が低く不安になり転職する。僕はまさにこれに当てはまる典型なのかと思います。

井の中の蛙

そんなこんなあって転職活動がスタートしたわけで、エージェントとの面談して書類選考に進みました。
職務経歴上は、自分で言うのもなんですが期待値が高めの内容になりました。
結果的に、書類選考の通過率は高く、ありがたいことに面接に追われる日々となりました。

しかし大変なのはここからでした。
先ほども書いた通り、技術的な内容で面接で話せるネタがないんです。

「ご自身が担当したなかで一番複雑なAWSの構成はどのような構成ですか?」
「パフォーマンスチューニングでの改善した実績はありますか?」
「プログラミング言語は何か取り扱えますか?」

このようなごく自然な質問に対する手札がないという、目も当てられない状況がたくさんありました。
「(それだけ年数があって)こんなこともできないの?」という面接官の頭の中がよくわかりました。

面接を進めていく中で、自分の市場価値の低さがよくわかりました。
なおさら、今の環境に居続けるとじり貧になってしまうという強烈な危機感を抱きました。

補足しておくと、現職での経験は
AWS上で動いているプロダクトのインフラを見ることよりも、(表現が難しいのですが誤解を恐れず言うと)AWS環境の最適化に取り組んでいました。
SREの求人に応募していたため、採用側が求めているスキルと、私が持ち合わせているスキルは、若干すれ違いが発生していました。

仏の顔も三度まで?

話がちょっと脱線しますが、僕は今回の転職活動は3回目となります。
キャリア6年目でありながら、次の会社で4社目ということになるわけです。

率直に言えば、浮ついてますよね。客観的に見ても自分でもそう思います。
この短期離職と転職活動の多さがネックで面接で落ちることもちらほらありました。

個人的には、役員などの経営者クラスの方に、そのような理由で採用を見送られることは、十分納得できます。
短期離職と転職活動の多さは事実ですし、「うちに入ってもすぐ辞めるんじゃないか」と思われて、会社にとって不利益と判断されること自体はごく自然なことです。
この場合の不利益とは、人件費にかけたコスト分の売り上げ・利益の回収ができないことを指します。
その場合は悔しいですし、その不安を払しょくできるだけの説得ができなかった自分が悪いです。

一方で、管理職クラスの方に、そのような理由で採用を見送られると、むしろ見送られて良かったなと思えます。
管理職クラスの方が、採用した人がすぐ辞められて困る理由は、上述の不利益とは異なると考えています。
困る理由は、自分が採用した人材が辞めることによって自分の人事評価が下がり、出世や給与に悪影響を与えるからだと思います。

要するに自分の保身のために採用を見送っているわけですね。
僕としては、自分の利益を最大化する思想を持つ管理職の元で働きたいとは思わないので、この場合はむしろ見送られてよかったなと思っています。

天使の施し

とはいえ、結果的には3社から内定をいただくことができました。本当にありがたいです。
叶うことなら3社に入社したいところでしたけど、体は1つしかないのでそうもいきません。

今回の転職で重視していた点を改めて振り返り、1社に決めました。2社は辞退しました。

内定先の会社は、面接で聞く限りでは自分が望んでいた職務に取り組むことができそうです。
しかも、難易度的にもかなりハードな問題解決に取り組むことができそうです。

入社してから学ばなければならないことが山ほどある一方で、これまでのキャリアで培ってきた知見が発揮できそうに感じました。
これまでのキャリアで培ってきた知見がややニッチな領域であるために、当てはまることに素直に嬉しく思います。

この先のキャリアプランが叶うかという点でも、理想としているキャリアパスを用意できるとのことです。

これらは面接で確認したことでもありますが、
もちろんのこと、自分なりにも内定先の事業や規模などの情報から、本当にそれが実現できることを自分の頭で理由付けしています。

ちなみに、条件は今より大幅に悪くなることは覚悟していましたが、結果的には年収が少しダウンしただけで、それ以外はほとんど変わりませんでした。

最後に

最終的に、満足のいく転職活動の結果を得ることができました。
決して妥協することなく、希望する職務やキャリア計画を満たしながら、可能な限り条件が良い環境を選ぶことができたと思います。
これ以上のことはありません。

これまでの転職活動は、マイナス面の解消や条件面の改善でしたが、
今回の転職活動で、改めて自分のやりたいこと・成し遂げたいことに立ち返りました。
そのうえで、これからやりたいこと・今の自分にできること(=会社に貢献できること)を棚卸して整理することができました。

目標が達成したら幸せになれるかというと、そういうことでもない気がしますが、
少なくとも自分の理想としているワークスタイルに近づけるように、日々頑張りたいと思いますし、
そもそもそうやって成長を実感できる毎日がすでに、理想としているワークスタイルなのです。(?)

というわけで、今回の転職のご報告を終えたいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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