今回は、Linuxで覚えた方が良いショートカットキーを紹介します。
例えば、↑キーや↓キーなどでも操作は可能なのですが、やはりショートカットキーの方が、手の動きが少なく効率的に作業を進めることができます。
ショートカットキーを体に馴染ませることは大変ですが、やはりそれ相応の価値はあると思いますので、ここで再確認しておきましょう。
(紹介しますと言ったものの、半分は自分用です。)
1つ前のコマンド | ctrl + p |
1つ後のコマンド | ctrl + n |
カーソルを先頭に | ctrl + a |
カーソルを末尾に | ctrl + e |
カーソルを1つ左に | ctrl + b |
カーソルを1つ右に | ctrl + f |
カーソルの文字を削除 | ctrl + d |
カーソルの1つ左を削除 | ctrl + h |
カーソルの位置から先頭まで削除 | ctrl + u |
カーソルの位置から末尾まで削除 | ctrl + k |
カーソルが属するブロックの削除 | ctrl + w |
削除した文字列をペースト | ctrl + y |
画面をクリア | ctrl + c |
履歴から過去のコマンドを検索 | ctrl + r |
実行、改行 | ctrl + m |
入力補間 | tab (あるいは ctrl + i) |
画面のロック | ctrl + s |
画面のロックから復帰 | ctrl + q |
プロセスの強制終了 | ctrl + c |
プロセスの一時終了 | ctrl + z |
ログアウト | ctrl + d |
というわけで、ショートカットキーの紹介でした。
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