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【堅実に】未経験からクラウドエンジニアになる方法とコツ【転職】

2021年7月8日

今回は、未経験からクラウドエンジニアになる方法を紹介します。

「クラウドエンジニアになりたいけど、何から始めれば良いのかわからない」
「クラウドエンジニアになりたいけど、どうすればなれるのかわからない」

こういった悩みを解決します。

未経験ながらクラウドに目をつけたあなたは、なかなか鋭いです。
クラウドの領域はフロントやバックに比べてまだブルーオーシャンな上に、インフラストラクチャであるため仕事が消滅するということはそうそうないでしょう。

そんなクラウドエンジニアですが、未経験からの参入はやはりハードルが高いです。
発注側はどうしても経験者を欲しがるので、未経験者としては一番最初の実績がない状態を突破するのが大変です。

ですが、今回紹介する方法でコツコツとしっかり下積みすれば、クラウドエンジニアになれると思います。

というのも僕自身、業界未経験...というわけではないですが、歴が浅いながらも頑張ってインフラエンジニア・クラウドエンジニアにキャリアチェンジを成功しました。
その時に評価されたことなどをまとめて、これからクラウドエンジニアを目指す方の助力になればと思い、記事にしました。

結論:AWS認定資格を取得する

結論としては、AWS認定資格を取得すればOKです。

もう少し細かく言えば、
”AWS認定資格を取得して、AWSなどのパブリッククラウドがどのようなものかを理解していることを証明する” という状態を作り出すことにあります。

AWS認定資格は、クラウドで最もシェアが大きいAWSが公式に発行する資格です。
国内の資格ではなく、グローバルな資格ですので信頼性が高いものと言えます。

では、
「なぜAWS認定資格が良いのか?」
「ポートフォリオの方が良いのではないか?」

これらについて深掘りしていきたいと思います。

なぜAWS認定資格が良いのか?

「資格を取ることでなんか良いことがあるの?」
「資格なんて取って意味があるの?」

このような疑問を持つかと思います。

この回答は、
”資格を取ることでキャリアチェンジ・キャリアアップに有利に働く” です。

資格を持っていることは基礎知識を持っていることの証明になりますので、キャリアチェンジで間違いなく有利に働きます。
また、技術的側面以外にも自分で学習をすることができる自主性も副次的に評価されます。

「資格が評価されない」ということはないです。
そこは安心してもらって良いです。
頑張って資格を取った分のリターンは、その分だけ正当に評価されます。

情報技術系の資格は、「実用的ではない」「錯覚資産だ」とたびたび指摘されます。
しかし、この指摘は的外れです。
資格を持っているからといって、何でもかんでもできるわけではありません。

資格の役割は、知識と継続の証明です。
”その分野について知識を持っていること” と ”継続して学習したこと” の2つが証明できたら、それだけで十分です。
それ以上でもそれ以下でもないので、実装できることや構築できることとは根本的に求めるものが違います。

ポートフォリオの方が良いのではないか?

「ITエンジニアの転職では資格よりもポートフォリオが重視されると聞いたことがあるけど...」
次に、このように疑問を持つかもしれません。

これに関しては、確かにポートフォリオの方が実際に手を動かして作った実績になりますので、評価されることは間違いないと思います。
可能なのであれば、ポートフォリオを作った方が有利です。

ですが、こと未経験の方に関しては資格取得を私は推奨します。

というのも、いきなりポートフォリオを作るよりも資格取得の方がハードルが低いからです。

ポートフォリオの場合はシステムやアプリについてある程度理解した上で、様々なテクニックを使って”良いプロダクト”を作る必要があります。
また、ポートフォリオと言ってしまうことで、採用側・発注側も「完成されたものなんだ」という認識を持って評価するため、ハードルが上がってしまいます。
(”悪いプロダクト”を作るとむしろ逆効果になってしまう)
はっきり言って、未経験者・初学者にとっては労力と評価がハイリスク・ハイリターン過ぎます。

一方で資格取得はというと、
極端な話、これまでの義務教育でやってきた勉強とほとんど同じ方法で突破することができます。
1,2ヶ月程度の期間、真面目に努力すれば誰でも合格することができますので、非常に堅実な手段です。
また、AWS認定試験は受験者が非常に多いので、ネットにノウハウがたくさん落ちていますので、未経験者でもコツを掴みやすいです。

というわけで、
より堅実にクラウドエンジニアになるなら、僕は資格取得を優先した方が良いと思います。

いきなり大きな山に新しい登山靴で挑むよりも、まずは小さな山を履き慣れた靴で登る方が、楽しいと思いませんか?

【コツ】ちょうど良いを攻める

ここまで私は資格取得を勧めてきました。
最後に、+αやっておいた方が良いことを紹介します。

それは、資格取得の勉強の際に、簡単なプロダクトを作ることです。
あくまで、資格勉強のサブとして実際に手を動かして何かを作ってみるということです。

これはポートフォリオではなく、あくまでAWSについて理解を深めることが目的です。
完成したプロダクトの企画の面白さ・独創性などは全く必要ありません。
ごくごく一般的なWebサイトが作れれば十分です。

なぜ簡単なプロダクトを作るのがおすすめかと言うと、単純にAWSの理解が深まることに加えて、キャリアチェンジでも有利に働くからです。

それは、資格取得で基礎知識のアピールに加えて、より深い理解や好奇心のアピールができるからです。
キャリアチェンジの時に、資格を取ったことだけでなく手も動かして理解したことをさりげなくアピールすればOKです。
「せっかく資格を取るのであれば、きちんと理解したかったから」
「勉強をしていると実際に何か簡単なものでも作りたくなった」

このように言えれば良いと思います。

これをすることで、採用・発注側も「技術が好きなんだな」と解釈します。
この業界、結局のところIT技術のキャッチアップを楽しめる人でないと難しいですから、”好きであること” は非常に強力です。

(こんなことわざわざ書かなくても、多分勉強していくうちに自分で手を動かしたいな!と言う気持ちにはなると思いますけどね笑)

なので、ポートフォリオほど期待されず、好感度をあげるテクニックとして、資格取得の際に簡単なプロダクト作りをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

未経験からクラウドエンジニアになるためには、基礎知識と学習意欲のアピールが必要です。
そのための堅実な選択肢としては、AWS認定資格を取ることです。
その際には、簡単なプロダクトを作ることをおすすめします。

AWS認定資格について興味を持った方は、【実務経験なし&短期間】AWS SAA-C02に合格する方法 も紹介していますので、ぜひ読んでみてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。



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