こんにちは、yassanです。
先日、LPIC Level1にようやく合格することができました。
今回は、これからLPICを受験する人へのアドバイスと、今後資格試験をするときの自分への備忘録として、合格体験記なるものを書きます。
この記事を読むことで、LPICの合格確率はグッと高まると思います。
というのも、お恥ずかしながら僕は101試験を1度不合格になっています。
しかし、不合格になったことの反省を活かして、その後の102試験は短期間で1発合格を決めました。
このコツを知っていれば、101試験ももっと早く片付けれたのに...と後悔もしています。
というわけで、それなりに有益だと思うので、ぜひ一読してみてください。
なんで落ちた?
早速ですが、僕が101試験をなぜ落ちたのかを紹介します。
長期間の暗記
101試験といえば、暗記の要素がかなり強い試験です。
パッケージ管理ひとつとっても、各種コマンド・オプションをそれぞれのディストリビューションを網羅して覚えなければならないという鬼畜仕様です。
僕のスペック的に暗記は超絶苦手なので、ここは時間をかけるのもやむなしと思い1ヶ月くらいを想定しました。
しかしながら悲しいかな、人間は時間があると余裕をぶっこいて他のことに手をつけてしまう始末です。
結果的には3ヶ月ぐらいかかった挙句に、不合格というどうしようもない結果を手にしてしまいました。
暗記量が多くなるのは事実ですが、時間を作りすぎてしまうとやはりサボってしまいます。
学習教材
LPICで有名な学習教材といえば、あずき本やスピマス、ping-tなどがあります。
LPIC自体が世界標準の資格試験だけあって、教材の選択肢は非常に多いです。
僕が101試験に使った学習教材は、メインであずき本とping-t、サブでスピマスともう絶対に忘れないLinuxコマンド(Udemy)
です。
あずき本をざっと読み込んで、ひたすらping-tを解きまくりました。
スピマスは1周だけして、Udemyの内容は家事しながら聞き流していました。
ping-tの正答率が80%超えたぐらいで、いける!と踏んで試験を申し込みましたが、結果は言わずもがな。
試験本番では1問目から「???」となってしまいました。
後から知ったことですが、スピマスの的中率が非常に高いらしく、2回目の101試験はスピマスだけを徹底的に学習することでリベンジできました。
ping-tで学習する過程も必要だったとは思いますが、ping-tで正答率が上がったからといって試験に合格するわけではないことを認識しておかなければなりません。
他人の合格体験記を読んでない
実は上記の2点って既に合格した人の体験記を読むと、ミスリードだったことがわかるんです。
正直に言ってしまうと、他人の合格したとか落ちたとかは全く興味なかったので、そういった類のことは僕は一切読みませんでした。
不合格だったときに、なぜ自分が落ちてしまったのかを知りたくて初めて他人の合格体験記を読みました。
そしたらやはり書いてあるんですね。本当にショッキングでした...
いかに僕が戦略的に甘かったのかを痛感しました。
試験勉強を始める前の段階から、他人の合格体験記を読むことで大きな差が生まれると言っても過言ではありません。
興味はないかもしれませんが、2,3記事くらいは目を通した方が良いです。
合格のコツ
合格のコツはとてもシンプルで、上記の落ちたポイントを逆に実行することです。
僕は102試験はこれを意識することで2週間で余裕を持って合格しました。
短期集中 & 試験日を確定させる
暗記が多いとはいえ、やはり短期集中で片付けた方が良いです。
また、試験日も先に申し込んで確定させることで、ある程度自分を追い込んだ方が良いです。
暗記量が多いので辛いところかもしれませんが、
世の中でこれだけ多くの人が合格しているので、非現実的な暗記量ではないのは確かです。
小まめにチェックポイントを設けるなど工夫して、短期間でゴリ押しすることも可能だと思います。
試験日に関しても、先に確定させてしまったらもしかすると不十分な状態で試験日を迎えてしまうかもしれない不安があるかと思います。
しかし、僕の記憶が正しければ、試験数日前まではリスケが可能です。
人間なので体調を崩したり外的要因によってリズムが狂うことも普通にあります。
「本当にやばくなったらリスケしよ〜」くらいの感覚で、さっさと日付を確定することを強くお勧めします。
学習教材
学習教材で主力となるのは、あずき本とスピマスです。
あずき本はなんやかんやで以下の良い点があります。
- 試験範囲外のことをほとんど書いていない
- 試験で重要なポイントが書いてある
- 模擬試験が一応ついている
多くの人が支持しているように、やはり優れた学習教材だと思います。
スピマスに関しては、個人的には合格のためには必須といえます。
スピマスは以下の良い点があります。
- 問題の質が非常に良い(たまに問題の意味がよくわからないのがあるけど...)
- 分野別で問題数が非常に多い
こちらも多くの人が支持しているように、優れた学習教材だと思います。
ping-tはあくまで補助教材として、移動時間とかにポチポチやる程度で良いと思います。
他人の合格体験記を読む
試験に限らず、成功している人・うまくいっている人の方法を真似ることは非常に重要です。
より戦略的に合格するためには、既に合格した人の方法を見ることが大事だと思います。
時にはマウントを取りたいだけの合格体験記も見かけるかもしれませんが、
ちゃんと情報発信している人もたくさんいます。
せめて2,3人くらいの体験記をざっと読んでみてください。
まとめ
というわけで、1回落ちて分かった、LPIC合格のコツでした。
もう一度おさらいすると、
- 短期集中で試験日を確定させて取り組む
- 学習教材はあずき本とスピマスを中心に
- 他人の合格体験記を読んで戦略的に
の3点です。
LPIC level1 は決して簡単な試験ではないですが、多くの人が合格している実績があるので、きちんと学習すれば合格できます。
この記事がご参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!