こんにちは、yassanです。
今回は、AWS Backupのレポートの出力に失敗するときの対処法を紹介します。
AWS Backupの履歴は、マネジメントコンソール上で確認することはできます。
しかし、ローカルストレージや他サービスで利用したい場合は、マネジメントコンソールでは不便です。
AWS Backupのレポート機能を利用すると、CSVやJSONなどに出力することができます。
今回は、そんなAWS Bakcup のレポート出力が失敗してしまうときの対処法を紹介します。
AWS Backup レポートの出力でエラーが出るときの対処法
AWS Backupのマネジメントコンソールから、レポートを確認すると
以下のように失敗となっていることがあります。
![](https://yassanabc.com/wp-content/uploads/2022/02/スクリーンショット-57-1024x432.png)
Can't access the S3 backet xxx for job xxx. Make sure bucket exists and bucket policy is valid, if the bucket is encrypted make sure the key used includes 'AWSserviceRoleBackupReports' as a user.
こんな感じで表記されていますね。
bucket policy によって、ロールを持ったユーザがアクセスできない旨のことが書いてあります。
では、バケットポリシーはどのように変更すれば良いのでしょうか。
レポートの[編集]を選択し、レポートの設定を編集します。
最下部にある、[レポート配信]を見てみると、そこからバケットポリシーを編集できます。
![](https://yassanabc.com/wp-content/uploads/2022/02/スクリーンショット-42-1024x432.png)
[アクセス許可をコピー]を選択して、クリップボードにコピーします。
[S3バケットのアクセスポリシーを表示]を選択して、表示されたJSONをコピーしてもOKです。
![](https://yassanabc.com/wp-content/uploads/2022/02/スクリーンショット-43-1024x432.png)
バケットポリシーを上書きします。
もともとはデフォルト設定のバケットポリシーです。
![](https://yassanabc.com/wp-content/uploads/2022/02/スクリーンショット-59-1024x432.png)
上書きします。
![](https://yassanabc.com/wp-content/uploads/2022/02/スクリーンショット-60-1024x432.png)
これで、レポートのステータスが成功になっているはずです。
以上、AWS Backup レポート作成に失敗するときの対処法でした。
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